~イオンに続き、京葉銀行、京成電鉄も応援表明~
パラビジネスプロデュース事業を行う一般社団法人障害者就労支援ネットワークP&P(所在地:千葉県柏市/代表理事:奥岳 洋子/以下、当法人)が事業運営する『おりづるガチャ』プロジェクトのマシーン設置場所が拡大しています。株式会社京葉銀行(取締役頭取:熊谷 俊行)の呼びかけにより、京成電鉄株式会社(代表取締役社長:小林 敏也)の京成成田駅、京成上野駅構内にもおりづるガチャが設置されました。千葉県の大手企業が続々と「パラビジネス」に賛同、チーム一丸となり継続的なご協力をいただけることが決まったことをお知らせします。
■パラビジネスについて
障がい者がスポーツで生きがいを感じるパラ(もう一つの)スポーツがあるならば、障がい者が働くことで生きがいを感じるパラ(もう一つの)ビジネスがあっても良いと考え、当法人では「パラビジネス」を提唱しています。障がい者の【働きがいも 経済成長も】を両立させる千葉県発の事業です。障がい者の持続可能な就労支援を開発しています。
2021年1月に開催された「第6回ちば起業家ビジネスプラン・コンペティション」において、障害者福祉事業所が法人の垣根を越えて、力を合わせて障がい者の収入の底上げを目指す取り組みが評価され、千葉県知事賞(優秀賞)を受賞しました。
■背景
*障害福祉の課題
障がい者の収入の地域格差・事業所格差が健在化しています。障害福祉業界では県や、国からの助成金・補助金など交付されても収益化できる事業を持てるか否かで閉鎖に追い込まれる事業所も多く、行き場を失う障がい者も多くなっています。
*障がい者の就労支援が置き去りにされている
大半の事業所の収益源は「内職作業」です。時給計算すると時給18円の事業所も存在します。さらに新型コロナウイルス感染症の長引く影響により、頼みの綱であった内職作業も激減しました。
これらの現状を打開するため、今回の新型コロナウイルス感染症を教訓に、障がい者や福祉事業所が自分たちの力で、地域と共に収益を生み出せるビジネスモデルとして『おりづるガチャプロジェクト』を立案しました。
<商品概要>
商品名 :おりづるガチャ
コンセプト :日本に来てくれてありがとうカプセル
価格 :500円/回
現在までの常設場所:イオンモール成田
成田駅前 はしらデリ&カフェ(成田山新勝寺近く)
京成成田駅
京成上野駅
外国人観光客をターゲットにカプセル入りで持ち帰りやすいお土産として開発。「折り鶴」「おみくじ」「マグネット」などを「手書きのメッセージ」と一緒にカプセルトイに入れた商品。1コインで日本の文化、日本のおもてなしにふれることができます。カプセルトイの製作作業はすべて障害福祉事業所で製作が可能。作業工賃は現状のおよそ10倍になります。
■各企業応援・協力内容
*株式会社京葉銀行様
銀行のネットワークを活用したマシーン設置可能な取引先を開拓、紹介。
現在設置している「はしらデリ&カフェ」及び、今回設置決定した「京成成田駅」「京成上野駅」いずれも京葉銀行からの紹介で実現。
*京成電鉄株式会社様
京成線各駅でのマシーン設置、お客様への取り組み内容の発信。
現在設置協力駅:京成成田駅/京成上野駅
■今後の展開
「パラビジネス」にご賛同いただいた株式会社京葉銀行様、京成電鉄株式会社様より継続的な協力、設置場所の提供などの応援をいただき『おりづるガチャプロジェクト』の事業拡大を目指します。また、プロジェクトの目的の1つでもある地域活性化などの地域貢献も行ってまいります。
■法人概要
法人名 : 一般社団法人障害者就労支援ネットワークP&P
代表者 : 代表理事 奥岳 洋子
所在地 : 〒277-0033 千葉県柏市増尾7丁目19番34号
設立 : 2020年4月
事業内容: パラビジネスプロデュース事業
■一般社団法人障害者就労支援ネットワークP&Pについて
障がい者の工賃向上を目指し「障害福祉の商社」として福祉生産品のプロデュースを行う。
第6回ちば起業家ビジネスプラン・コンペティションで千葉県知事賞受賞。